管理しないSlack運用 ~コミュニティで育む文化~
こんにちは。F.O.Xの開発責任者をしています、門田(@nottegra)です。
そろそろ年末年始の予定をたてようと思っていますが、12連休するにしろ「特にやることがない」状態です。どなたかレコメンド頂ける方はTwitterまでご連絡ください。
今回は、僕らCyberZエンジニアが巣食っているSlackまわりのご紹介をできればと思います。
目次
- CyberZでのSlackの基本的なルールについて
- よくあるチャンネルの使い方
- 分報「times」チャンネルの使い方
- よくわからないチャンネルのダイジェスト紹介
CyberZでのSlackの基本的なルールについて
CyberZで使用しているコミュニケーションツールは「ChatWork」と「Slack」の2つが存在しています。
ChatWorkは全社的に導入していて、会社からの連絡やビジネスとのコミュニケーションがメインです。
Slackはエンジニアを中心に導入していて、細かい開発/技術の話や、エンジニア同士のコミュニケーションがメインになります。
で、肝心のSlackのルールについてなのですが、実は導入直後からあまり明確な運用ルールを設けないまま使用していて、今でも部屋の運用に関するものは個々人が好きに決めて使っています。
よくあるチャンネルの使い方
#generalと#randomと#rondom
Slackのデフォルトチャンネルである「#general」と「#random」は、元々の意味どおり、「全体業務連絡」と「雑談」として使用しています。
「全体業務連絡」はChatWorkのほうでやることが多いので、新しいチャンネルの募集とか、共通システムのメンテナンス告知などに使用しています。
「雑談」の運用なのですが、雑談にも技術寄りなものとそうでないものの2種類があり、前者は「#rondom」という別チャネルで運用しています。
「とりあえず技術周りで困ったことがあるけど、それっぽいチャンネルも無いしどこに書こうかな」は全部#rondomという感じ。
ちなみにrondomは#generalであった以下のやり取りが由来になっています。
メガネ(遠藤さん)のスペルミスですね。
プロジェクトチャンネル
ベースの開発のやり取りはプロジェクト単位のことが多く、「#プロジェクト名」が基本になります。
プロジェクトによって、アラートやGithubのintegrationを別チャンネルにしていたり、そのままベースチャンネルに流していたりと様々ですが、
プロジェクトコミュニティの中で自由に決めればいいと考えているので、放置しています。
専門チャンネル
みんなで技術勉強会情報を収集する「#seminar」、特定の技術を談義する「#scala」「#java」「#javascript」「#ddd」などが存在します。
使ってるサービスの請求周りのメールや通知をintegrationで集約する「#billing」などというのも最近作りました。
最初から用意したものもあれば、後から誰かが作ったものもあり、好きな人が集まって勝手にやる感が出てるかなと思います。
分報「times」チャンネルの使い方
割と早い頃から、個人の分報「times」は以下の記事を参考に導入されました。
きっかけは、CyberZ サンフランシスコ支社勤務の大島(@hatone)さんと一緒に開発をしているチーム内で、
「お互いが今何をしているか、何を考えているか」を見える化にしよう!というものでした。
今はメンバーのほとんどが始めていて、人によって作業内容だったり、自作したボットと会話する部屋だったり、表に出せないつぶやきだったりします。。。
私の「#times」はほぼボヤキですが、たまに誰かが書き込んだりしてくれるので、なかなか中毒性があります。
よくわからないチャンネルのダイジェスト紹介
自由であるがゆえに、よくわからないチャンネルがたくさんできているため、いくつか紹介します。
#curry_bu
カレー部です。お昼頃に「カレー食べたい」とつぶやくと、ぞろぞろ仲間が集ってきて、そのままカレー屋に行きます。
#devzap
デブが集まり、お互いを罵り合いながらもダイエットのモチベーションを高めるというチャンネルです。
誰かが会社に持ってきた体重計と連動して、乗るとチャンネルに体重と体脂肪率が表示されるなどの工夫も。
#anime
雑談でアニメの話をする勇気がないチキンたちの集うチャンネルです。アニメとはいいつつ、特撮のほうが多い気がしますが、これは中心人物によるところが大きいです。
#uspe2016
アメリカ大統領選挙の1日だけのお祭りチャンネルです。
※United States Presidential Election 2016の略です。
政治の話というより、サンフランシスコ在住の大島さんからリアルタイムに「外でプラカード掲げてデモしてる」とか情報が入ってくるほうが臨場感ありました。
まとめと告知
Slackを使い始めてから、わからないことがあった際に「誰に」相談すれば良いかではなく、「どこのチャンネルで」相談すれば答えが返ってきそうかを考えるほうにシフトしてきていると思います。
一対一のクローズドなコミュニケーションではなく、多数とのオープンなコミュニケーションを好むのが良い組織の証だと考えていますので、これまで通り自由な運用を続けていければと思います。
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