CyberZ × Gunosy合同勉強会を開催しました
初めまして!16新卒エンジニアの中村&今森です。
今回は、2016年6月22日(水)にGunosy社と弊社が合同で開催した勉強会(@渋谷マークシティ13F)の様子についてレポートいたします。
今回の勉強会ですが、Gunosy社が定期的に開催されている「GunosyBeerBash!」というエンジニアの交流イベントにおいて、そのテーマが広告事業ということで広告技術に強みを持つ弊社との共同開催という形で参加させていただきました。 本勉強会はビアバッシュということで、軽食(まい泉のカツサンド )とビールが参加者に配られました。(ごくり...)。 平日夜にアルコールを片手に、LTを楽しむというエンジニア心をくすぐられる贅沢な夜となりました。
勉強会では、各社2名ずつ合計4名がLT(10分)を行いました。
各LTは以下の通りです。(敬称略)
- 高速な広告配信サーバの作り方のコツ(Gunosy 印南聡志)
- とある旧システムがあるんだがAWS Lambda使って刷新しようと思う(CyberZ 木村幸弘)
- HTTPプロキシによるゼロダウンタイムなアドサーバー移行(Gunosy 會田遼)
- ライブ視聴を支えるリアルタイムメッセージ配信基盤の話(CyberZ 廣瀬太郎)
乾杯の後、早速LTがはじまります!
高速な広告配信サーバの作り方のコツ(Gunosy 印南聡志)
先陣を切ったのはGunosyの印南氏。
広告配信サーバのReplaceの際、新サーバを高速化させるためのポイント(下記5点)についての発表でした。
とある旧システムがあるんだがAWS Lambda使って刷新しようと思う(CyberZ 木村幸弘)
きました、キム兄! F.O.X(弊社のサービス)の一部分を、AWS Lambdaを使って刷新したお話。Lambdaを使うことで、
- ジョブの並列化による処理時間の短縮
- メンテナンスコストの削減
- 秘伝のタレと決別
を行っています。 F.O.X の外部連携バッチ部分は古いPHPで書かれており、処理の効率があまり良くありませんでした。また、多くの外部メディアと連携するので、cron の設定が秘伝のタレと化していました(ごくり...)。
そこで AWS Lambda を使ってバッチ処理を刷新することで、処理効率を上げ、さらに属人化している cron の設定などを解消するという試みの話でした。
HTTPプロキシによるゼロダウンタイムなアドサーバー移行(Gunosy 會田遼)
15分の休憩を挟み、次のLTはGunosyの會田さん。 Go言語製のHTTPプロキシを実装し、広告配信サーバをゼロダウンタイムで移行したという話でした。 システム移行時の問題をシャドウプロキシを用いて解決する方法について非常に勉強になりました。 LTの最後には移行時に踏んでしまった地雷について触れられ、会場に笑いを起こしてLTを終えました (・∀・)。
ライブ視聴を支えるリアルタイムメッセージ配信基盤の話(CyberZ 廣瀬太郎)
最後の発表は、OPENRECの廣瀬さん。
観戦時の臨場感を体験するというOPENRECにおけるチャット(リアルタイムメッセージ通信)の存在意義から始まり、 OPENRECではそのリアルタイムメッセージ基盤をどういったアーキテクチャで実現しているのか、という発表でした。 特に、Webソケットで接続する場合のロードバランサーの扱い方は勉強になりました。 開発時に実際に起こった問題などについても触れられ、聞き手を飽きさせないLTでした!
スライドのラストにもありますが、 e-sports イベントの RAGE についてもちゃっかり宣伝が入るなど、サービス愛を感じさせる内容でした(笑)
懇親会
しっかりと勉強した後は再び乾杯し、懇親会を行いました。懇親会ではオードブルを囲んでみんなでビール片手にわいわいと盛り上がりました。 筆者の中村と今森にとっては、先日教わった名刺の渡し方を実践する初めての場になりました!
平日の夜にもかかわらず多くのエンジニアに集まっていただけたことで、
とても活気のある勉強会になりました!
筆者らは今回スタッフとして参加しましたが、いつかはこんな大勢の前で登壇してみたいものです!
参加いただいた方々、合同勉強会の機会を設けていただいたGunosyの皆様、ありがとうございました!
勉強会告知
さて、今回は Gunosy社 ✕ CyberZ の勉強会の様子をお伝えいたしましたが、
CyberZではその他にもエンジニア向け勉強会を開催予定です!
現場エンジニアの生の話が聞ける勉強会となっていますので、
是非参加していただければと思います!!
それでは、中村と今森でした。